相撲ドキュメンタリー映画「辛抱」の主役、十両の旭大星が北海道出身力士20年振りの幕内入幕近し!
かつて、北海道といえば横綱を生み出す土地として有名であった。
昭和の有名な横綱である大鵬、北の湖、千代の富士が北海道出身であることからもそれは明らかである。
いつからか北海道出身力士の横綱昇進を聞かなくなったどころか、気が付けば幕内入幕力士も平成10年から約20年生んでいない。
そんな北海道力士の低迷を打ち破る力士がまもなく生まれそうだ。
四股名 | 旭大星 |
現在の番付 | 西十両筆頭(2018年1月場所) |
出身 | 北海道旭川市 |
旭大星の略歴
幕内昇進の条件は!?
十両以上小結以下の力士は、原則として勝ち越し1ポイントにつき1つ昇格します。
十両4枚目の力士が8勝7敗なら1つ昇格して十両3枚目となるのが原則です。
ただし、大勢の力士がいる中で100%すべてこれに当てはめることができないケースもあります。
自分より上位陣が軒並み勝ち越したため、昇格できないなど、幕内上位ではよく起こります。
2018年1月場所12日目終了時点で、旭大星関は7勝5敗です。
原則どおりであれば、あと1勝で幕内昇進の見込みが立ちます。
念には念をで10勝くらいしてくれたら間違い無いのですが、まずは勝ち越しですね。
なお、5敗のうち1敗は髷を掴んだことによる反則負けでした。
リプレイを見ても掴んでないように見えましたので、その辺を是非考慮いただきたいですね。
いずれにしても勝ち越しまであと1勝!!
10年かけてついに入幕の最大のチャンスを迎えています。
高校生旭大星が力士になる姿を追った相撲ドキュメンタリー映画「辛抱」
いまだ入幕の経験が無い旭大星ですが、経歴の割にはファンが沢山います。
その理由の一つとして、あるドキュメンタリー映画が挙げられます。
相撲の「す」の字も知らない高校生が兄弟子、親方の支えを受けて、時に涙し、時に脱走を計りながらも、一人前の相撲力士に成長していく様を追っかけたフランス人映画監督のドキュメンタリーです。
↑映画の一コマ、高校時代の旭大星、いや大串拓也さんです。可愛らしい 笑
この映画、必見です。
相撲ファンにとっては、なかなか見ることができない本場所以外のシーンがたっぷりありますので、相撲の見識を深めるためにも是非見てください。
相撲ファンではなくても、一つの日本の国民的文化に一人の若者が関わっていく様は、日本人として心に響きます。
相撲界きってのイケメン旭大星
経歴の割にファンが多いもう一つの理由として、その端正な顔立ちが挙げられます。
日本相撲協会公式HPより引用
個人的には旭大星は、角界一の好男子、遠藤よりもカッコいいと思いますね。
前述のドキュメンタリー映画「辛抱」を見た後で愛着が湧いてるせいかもしれませんが。
結婚を決めた旭大星、披露宴&入幕のダブルお祝いを果たせるか
旭大星関は2017年9月1日に婚約を発表しました。
5年の交際を経てのゴールインとのことで、2018年1月場所終了後に披露宴を予定しているようです。
結婚披露宴と入幕のダブルお祝いを目指して、なんとか頑張ってほしいものです!