100円寿司に行くより自分で握った方が安いか検証してみた
スシロー、はま寿司、かっぱ寿司、100円寿司チェーン店はあっという間に世に広がり、大きなシェアを獲得しています。
その一番の理由はやはり「価格」ですよね。
日本では高級料理だった寿司を腹一杯食べて1,500円程度で収まるのはとても魅力的です。
そんな中、私も100円寿司チェーン店が大好きで、毎週のように食べに行ってましたが、100円とはいえ普段の夕食よりはやはり出費がかさんでしまいます。
実際に自分で同じ量握ったらどれくらいコストが違うんだろう…
気になったので握り寿司に人生初挑戦してみました。
素人でも握れるの?
色々ネットを漁ったところ、画像一枚でシンプルに説明しているサイトを発見!
出典元: http://www.gourmettown.net/report/masazushi/kyoushitsu/01-0527/3.htm
これが1番分かりやすかったため、スマホの画面に表示させ続けながらいざニギニギ!
食材費一覧
食材 | 価格 | 今回使った量 | 使用量分価格 |
---|---|---|---|
米 | 2,246円/5kg | 2合 | 136円 |
すし酢 | 203円/500cc | 130cc | 53円 |
海苔(軍艦、玉子巻きに使用 | 462円/12枚入り | 1/2枚 | 20円 |
寿司ネタ(マグロ、サーモン、ブリ、鯛、イカ各4枚、とびっこ) | 1,274円 | すべて | 1,274円 |
卵 | 158円/12個 | 3個 | 40円 |
わさび | 寿司ネタについてきた | - | 無料 |
ひきわり納豆 | 100円/2個 | 1個 | 50円 |
合計 | 1,573円 |
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この費用で握ることのできた寿司の数
これを100円寿司で頼んだ場合いくらくらいになるか換算してみると…
ネタ | 個数 | 100円寿司換算 |
---|---|---|
マグロ | 4貫 | 216円 |
サーモン | 4貫 | 216円 |
ブリ | 4貫 | 216円 |
イカ | 4貫 | 216円 |
鯛 | 4貫 | 216円 |
玉子巻き | 4貫 | 216円 |
とびっこ軍艦 | 4貫 | 216円 |
納豆細巻き | 16切れ | 420円 |
玉子細巻き | 8切れ | 216円 |
合計 | 2,160円 |
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その差はなんと!!!
587円・・・
微妙!!
100円寿司に行かずに自分で握ったことにより、587円手に入れました。
う〜ん思ったより少ない。。
今回は初めてということもあり、握り終えるまでざっと1時間かかりました。
1時間働いて587円・・・。
内職でもやった方がまだ貰えるな・・・
その差は小なれど改良の余地有り
今回の結果だけ見ると、余程寿司握りが好きな人以外にはオススメできない結果になってしまいましたが、いくつか反省点があります。
シャリが多すぎた
握り方が不慣れなため、シャリのサイズがネタと同じくらいになってしまいました。
多分正しく握れば、シャリの量は2/3くらいになるでしょう。
それにより節約できる価格は・・・45円!!
結局はネタの値段次第
今回は握り寿司用に切られているネタセットを購入しましたが、1,274円もかかってしまいました。
全体に占める割合はなんと80%!
結局安く握れるかどうかはネタの値段次第なんです。
自分で握る際に最もコストを抑える方法は、このネタの値段を抑えることで間違いありません!
そりゃ大量仕入れをしている100円寿司チェーン店達と、小売店を挟んで寿司用に切ってくれてまでいる商品を買った私とではコストが違って当然です!!
ネタを安く仕入れる事が出来れば、間違いなく自分で握る際のコストは下がります。そもそも安いもの(シーチキンやコーンなど)を使ってみるのも面白いかもしれません。
自分で握ったついでに、寿司に合うお酒(ワイン)を発見!
せっかく自分で握るには美味しいお酒もセットで!
いつもはビール党の私ですが、生魚とビールってびっくりするくらい合わないですよね。
魚の臭みをビールが2〜3倍にしちゃうようなイメージ。
日本酒を選べばハズレは無いよなぁとスーパーの酒棚を見ていると、、
なんじゃこりゃー
寿司のために作られたワインらしいです。
こんなん買うしかないでしょ。
実際に飲んでみると、甘くも辛くもなくとても飲みやすい!
寿司と一緒に飲んでも、魚の臭みは全く感じず、かといってワイン自体には癖が全く無いので脇役に徹することもでき、さすが寿司のために作られただけあるなと言った感じです。
寿司を家で食べる際には絶対にオススメです。
次回からもっと力を入れて寿司を握るために
今回は結構行き当たりばったりで握り始めたのですが、やってみるととても面白く、奥が深く、ちょっとハマりそうです。
これがあったらもっと上手にできる、または雰囲気出るなぁと思ったのは以下のとおり。
寿司桶
・やはり寿司桶がないとシャリが良い具合に水分を飛ばしてくれません。今回のシャリは大きいお椀て代用したため、ガッチガチに仕上がってしまいました。巻き簾
・これも無謀だったのですが、巻き簾無しで納豆巻き、玉子巻きを作りました。結果、フニャフニャのしなしなに。両サイドからはポロポロシャリと具が出てくる始末。やはり細巻きには巻き簾が必須です。寿司屋の白衣
・ここからは完全に形から入りたいだけなのですが、酢やわさびを指先でチョンチョン、リズムに乗ってシャリをにぎにぎとやってくと、不思議と自分が寿司職人になった気持ちになります。次回からは是非正装で臨んで見たいという気概から。和帽子
寿司屋の白衣を買ったなら、これも買わない訳にはいかないとセットで購入。これで形は整いました!早速全部ポチりました!
次回はより本格的な握り寿司を家族に提供します!