パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

11月30日放送「ぐるナイ」で紹介されていた玉ねぎ「札幌黄」とは!?


札幌黄の歴史

「札幌黄」聞いたことがありますか?
名前のとおり札幌で栽培されている玉ねぎの品種の名前です。
実は1902年から栽培が始まっている歴史のある品種なのです。
しかし、栽培が難しいこと、病気に弱いこと、大きさがまばらなことなどもあり、他の玉ねぎの品種改良が上手くいくと、あっという間に主役の座を奪われ、今や「幻のタマネギ」とも言われています。

平成19年に食の世界遺産とも言われている「味の箱舟」*1にこの札幌黄が認定されたことで、再興を目指した動きが活発化してきています。

札幌黄は熱すると糖度30度にもなる!!


南光台フルーツさんホームページより抜粋
http://www.nankoudai-fruit.com/fruit.html

一般的な北海道産の糖度は9〜10度ですが、この玉ねぎ札幌黄の糖度は13度もあり、他の玉ねぎにはない甘みがあります。
そしてこの札幌黄の一番の特徴は、熱すると糖度が30度にもなることです!
糖度30度…
お菓子の世界では、砂糖と水を1:1で溶かしたもの糖度30度と言われています。
熱した札幌黄は本当に甘い果物を食べているようですよ。

カレー、アイス、ラーメンも!札幌黄を使っている商品のご紹介

きのポックルのスパーシーカレー

上川郡愛別町にあるレトルトカレー販売店。
愛別町はキノコの産地として有名なだけあって、キノコと札幌黄とカレーをミックスした絶品のレトルトカレーを作っています。

札幌黄を使ったレトルトラーメンも!?

最近では札幌黄を使ったレトルトラーメンもあります。
実際の札幌のラーメン屋でも札幌黄を面に塗り込みんでいるお店もあったりと徐々に浸透してきています。

札幌黄そのものを1番安く買いたいなら

*1:おいしい食材で絶滅の恐れがある在来種を守る国際的なプロジェクト。世界で現在832品目が認定され、日本では22品目が認定されている。