パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

約1時間で6,000万円を調達!投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」で「BANK INVOICE」が国内史上最高額の成立案件に!

日本では 、2017年は投資型クラウドファンディング元年とも言われていますが、国内投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」が初登場し、エメラダ・エクイティとGoAngelを合わせて、現在国内では3つの投資型クラウドファンディングがあります。

さて、その先駆けとなった「FUNDINNO」は、11月30日に13号案件「Bank Invoice株式会社」の募集を開始しましたが、募集額の大きさ、成立までの速さなどで色々と注目を集めています。

Bank Invoice株式会社

記念すべき国内投資型クラウドファンディング第1号となった「Bank Invoice株式会社」が、13号案件として再調達のために再登場しました。

Bank Invoice株式会社は、従来の煩雑な請求書起票処理について、データを送信者と受信者で共有することによって、請求書「原本」を郵送することなく、電子的に管理ができるよう効率化する事業により、現在の経理業務の95%をなくす世界を目指しています。

第2回募集はとてつもないスピードで集まり、あっという間に上限額に…

19時27分 FUNDINNOから13号案件の募集開始のお知らせが届く


19時33分 5分経って状況はどうかな?

終わってる…
早すぎるだろ…
(ここで筆者は急いで申し込み手続き完了)


20時30分 さて、上限設定額へどれだけ近づいているかな

上限到達してる…
こんなことあっていいの…

投資型クラウドファンディングの可能性を改めて確認すると共に、今までは銀行で行なっていた資金調達は、確実にイノベーションが起きているんだなと実感しました。
※筆者も無事、申込完了できました。

消費税申告制度の改正とBANK INVOICE株式会社

今後日本では、2019年10月を目処に消費税が8%から10%への引き上げを予定しています。

増税ばかりクローズアップされていますが、もう一つの制度改正が今回の案件にも大きく関わってきます。それは「軽減税率の導入」です。

一律に消費税を10%にするのではなくて、食料品や本など生活に必要なものは税率を軽減するという制度です。

この制度も増税と合わせて導入されるのはほぼ間違いありません。

そしてこの軽減税率制度が導入されることになると、セットで付いてくるはずなのが、税の申告方式を「インボイス方式」にすることです。

インボイス方式

つまり、これからは商品によって税額が異なることが当たり前の時代がやってきます。
そこで、消費税額などの詳細が記載された請求書は今まで以上に必要性が増してくると共に、今まで以上に量が増えるはずです。

企業の成長は努力だけでは成し遂げられず、周辺環境の変化にうまく乗っかることも重要だとよく言われます。
「インボイス」と社名に入れているところからも、この社会的課題には是非トップリーダーとして活躍してほしいです!