11月30日放送のためしてガッテンのテーマは「口内フローラ」。粉末緑茶のカテキンが鍵を握る!
11月30日放送のためしてガッテンのテーマは「口内フローラ」でした。
「フローラ」とはお花畑のこと。
「口内フローラ」とはお花畑のように広がった口腔内の細菌達のことを言います。
「口内フローラ」の詳しい説明は過去記事にまとめてありますので、ご参照ください。
kaigoeigo.hatenablog.com
口内フローラの悪玉菌「ジンジバリス菌」は脳梗塞や心筋梗塞の原因になる!
11月30日放送のガッテン内で紹介されていた、口内フローラの悪玉菌「ジンジバリス菌」は、正式名称はポルフィノモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)といいます。
このジンジバリス菌は、強い悪臭を放つ歯周病菌であり、コラーゲン組織を分解したり、白血球がもつ細菌を食べる作用や殺菌作用を弱める酵素や毒素を持っています。
このジンジバリス菌が口腔内から血管の中に入った場合、ジンジバリス菌の毒素が全身に回り、血管を詰まらせ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすという危険があります。
たかが歯磨きと侮っていると、死に繋がる大きな病気が待っています。
そこまでいかないにしても、このジンジバリス菌を減少させることで、お口の匂いが気になる方の口臭対策にはなりそうです。
口内フローラを整えるには、就寝前の緑茶うがいが効果的!
緑茶に含まれているカテキンは抗菌効果があり悪玉菌の繁殖を抑えてくれます。
うがいのタイミングは、歯磨きをした後でOKとのこと。
そのまま就寝しても、緑茶のカテキンは歯に着色されないため、問題はありません。
100ml程度のぬるま湯に粉末緑茶を溶かして(濃いめが良い)うがいをする習慣をつけるだけで、良好な口内フローラ環境を維持できます。