パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

「あさイチ」、「モーニングショー」、「世界一受けたい授業」で取り上げられた口内フローラとは?増やし方は?

口内フローラとは

フローラとは「お花畑」という意味です。
口内フローラとは読んで字のごとく、「口腔内のお花畑」のこと。
では、そのお花に例えられている口腔内に無数に存在しているものとは何なのか。
それは、「細菌」です。
つまり、口腔内に無数にいる細菌のことを、口内フローラと言います。
最近は、腸内フローラの方が一般的になってきていますが、これも腸内の細菌類のことを指し示しているのと同じです。

口内フローラには、良い働きをする「善玉菌」と虫歯を始めとする様々な病気を引き起こす悪い働きをする「悪玉菌」が存在しています。

口内フローラが悪化すると様々な病気の元になる

口内フローラが乱れる、つまり悪玉菌が優位になってくると、まず容易に想像がつくところからいきますと、虫歯や歯周病になりやすくなります。
口の中だけで収まればまだマシです。
口内フローラの環境が悪化すると、命を脅かす病の元にもなります。

虫歯や歯周病は、悪化すると口内フローラで増加した悪玉菌が血管内に入ってきます。
これにより炎症が起き、この炎症を更に悪玉コレステロールが修復するしようとします。
この悪循環により、患部がかさぶたのよう固まり、細くなった血管が動脈硬化を引き起こす原因となります。
動脈硬化は、ご存知のとおり、脳卒中心筋梗塞を引き起こす、死に直結する病気です。
また、血管の慢性炎症は、認知症や関節リュウマチ、がん、糖尿病のリスクも高くなると言われています。

口内フローラを甘く見ていると、死にも至る可能性があるため、口内環境に気をつけることはとても重要なのです。

どうすれば口内フローラを改善できるのか

唾液をたくさん出す

唾液自体に抗菌作用があるのはあまり知られていません。
更に、唾液には歯の成分のエナメル質が入っており、こちらも口内フローラの改善に役立ちます。

  • 唾液を出す方法

唇を閉じて、上下の歯の表面を舌でゆっくりとグルグルなぞると、簡単に唾液の分泌量が増えます。
これは仕事中でも家事中でも簡単に実践できますね。

ココアを飲む


ココアは、口腔内の悪玉菌を減らしますし、口臭予防にもなります。
ただし注意すべき点としては、絶対に砂糖を入れないことです。
砂糖は、虫歯菌の大好物です。

その他口内フローラに関するアイテム

食事後に簡単に続けられるタブレットタイプ

職場などでも便利な歯磨き粉タイプ

口臭に効果大のタブレットタイプ