肩こり一発解消法!慢性的な肩こりに悩んでいる人は騙されたと思ってシュラッグを試してみて!
肩こりの原因
肩こりの原因はシンプルに一言で言うと、「血行不良」の場合がほとんどです。
血行不良になると、酸素がうまく行き渡らなくなり、肩周りの筋肉が酸欠状態となる現象が発生します。
この状態で筋肉に負担がかかり続けると、老廃物や疲労物質が蓄積され、肩こりの症状が現れます。
血行不良の原因は?
肩こりの原因は血行不良。
では、血行不良の原因となるものは何なのか。
血行不良の原因は沢山ありますが、代表的なものの一つに、筋肉を動かしていないことが挙げられます。
いわゆる運動不足です。
人の体は筋肉を動かすことによって血液を毛細血管の隅々まで循環させています。
そのため、体を動かさないでいると、血液の巡りが滞り、血流が悪くなるのです。
研究によると、運動時の筋血流は、安静時の最大 20 ~ 30 倍に上昇するということが明らかになっています。
この筋肉の血流の増加は、筋血管の拡張によってもたらされます。
ここで注意してほしいのは、全身運動をした場合には筋肉の血流の量はそこまで高くならないということです。
何故か。
これは、身体が血圧を維持しようと勝手にするために、筋肉の血管の膨張を抑制するからです。
何を言いたいか。
血行不良には運動不足を解消する必要がある。
でも、やるべきことはジョギングやヨガなどではありません。
筋力トレーニングです。
マッサージは肩こりに効くのか
マッサージは外的圧力をかけることにより、一時的に肩周りの血行が良くなり、一時的に肩こりが治ったように錯覚します。
しかし、マッサージにはコリをほぐす効果しかありません。
研究によると、マッサージ後の肩周りの血流はマッサージ前の血流と比較して減少するらしいです。
根本的に肩こりを治すには筋トレが最も理論的な解決策です。
肩こりを治す筋トレ「シュラッグ」
「シュラッグ」はウエイトトレーニングの基本的種目の一つです。
僧帽筋上部の筋肥大を促し、筋力を高めることができます。
↓僧帽筋(赤い部分です。)
wikipediaより引用(以下、同様)
アメフトやラグビー選手がシュラッグをよく行います。
私もラグビーをやっていたので、よくこのシュラッグはやらされました。
究極に負荷をかけ続けてこのシュラッグを極めると、足の親指と揶揄されるような首回りと、富士山のような撫で肩を手に入れてしまいます。笑
ただこれは、本当に追い込んだ場合のみなので、肩こりのために2〜3日に1回シュラッグをやる程度では首は太くなりませんのでご心配無用です。
シュラッグの正しいやり方
①両手(片手ずつやってもOKです)にダンベルを持って真っ直ぐ立ちます。
②首をすくめるようにして両肩を水平にあげます。
これだけです。
これを繰り返し、あーもう苦しい!って所までやります。
気をつける点としては、肘は絶対に曲げないことです。
腕や手でダンベルを上げるのではありません。
両肩を結んだ線を一本の棒と考えて、腕はそこから垂れている紐です。
その紐にダンベルが括り付けられているようなイメージです。
あくまでも上げるのは肩です。
肩こりにシュラッグを実践してみて
慢性的な肩こりを20年くらい抱えていた私の母親に、このシュラッグを実践させてみたところ、見事に肩こりが解消されました。
私も仕事で残業が続くと肩こりが気になるのですが、そんな時は家でシュラッグを実践します。
ダンベルは料金もピンキリですので、私はものすごく安い以下のダンベルを買いました。使って5年経ちますが何も不具合もありませんのでオススメです。
10回3セットをやっていますが、最後のセットくらいになるとさすがに辛くなってきます。
ただ、この辛くなる部分というのがまさに、パソコンを見過ぎた時にあー肩が凝ったなーと揉む部分なのです!
私はシュラッグ常習者なので、既に20kgを超えるダンベルを使っていますが、負荷は個々人の辛いと思う重さに合わせて調節してください。
慢性的な肩こりに悩んでいる人へ
本当に騙されたと思って1週間でも実践してみてください。
簡単な解決策は、マッサージでもお灸でもなく、筋トレです。
何故筋トレなのかは冒頭に説明した通り、肩こりを筋トレで治すということが理論により裏付けられています。
シュラッグの10回3セットなんて5分以内に終わります。
慢性的な肩こりに悩んでいる皆さんへ。
その辛さは私も母親を見てきて痛いくらい分かります。
もう一度言いますが、騙されたと思ってシュラッグを是非やってみてください!