パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

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優良なサービス付き高齢者住宅の見分け方

サービス付き高齢者住宅は介護施設ではない

有料老人ホーム、軽費老人ホーム、ケアハウス、特定施設、そしてこのサービス付き高齢者住宅。

なんだか種類が多すぎてピンとこないですよね。

細かく言うと様々な違いがあるのですが、まず大きな区分としては、「介護サービスを提供する施設」と、「高齢者向けのいわゆる居住用の建物」に分かれます。

サービス付き高齢者向け住宅とは、「高齢者住まい法」に規定されている高齢者向けのバリアフリー構造の住宅のことです。

設備とサービスに要件があります。

設備については、ざっくり言いますとバリアフリー構造になっているかです。

サービスについては、資格を持った専門家による安否確認と生活相談サービスを提供することが最低限の条件です。

つまり、サービス付き高齢者住宅とは、本来は介護を必要とする方を想定しておらず、ちょっと相談や安否確認をしてくれる住宅ってイメージです。

 

サービス付き高齢者住宅のパンフレットに介護サービス対応と書いていますが…

しかし、多くのサービス付き高齢者住宅では介護サービスも対応しているとパンフレットに記載しています。

この場合、サービスの提供の方法は以下の2点に限られます。 

1.外部の介護サービスが住宅内に来てくれている

サービス付き高齢者住宅とは別法人が、入居者との契約によりサービスを提供することはよくあります。

この場合、大抵が介護保険を利用したサービスです。

サービス付き高齢者住宅はあくまでも住宅なので、それについてとやかく言うことはできません。

一般の分譲マンションのお部屋に出張マッサージさんを呼ぶことをマンションの管理人は止められないのと同じです。

2.サービス付き高齢者住宅自身が自主サービスとして提供している

この場合は、サービス付き高齢者住宅内に、たとえば訪問介護の事務所を構えて介護サービスを提供している場合などが考えられます。

現在では、サービス付き高齢者住宅単体では簡単に利益を上げ難くなってきているため、このように介護サービスを併設して、入居者に積極的に利用を推める形が主流になってきています。

これ自体はそんなに問題はありませんが、中には「うちのサービス付き高齢者住宅に入居したいんなら、併設の訪問介護も利用することが条件ですよ」と言ってくる事業者もいると聞きます。

これは介護保険サービスの本旨でもある「利用者の選択によるサービスの提供」という点に抵触します。

法律上、サービス付き高齢者住宅は外部の別の訪問介護を使いたいという入居者の要望を拒否することはできないのです。

 

どっちの仕組みが良いのか

結論から言いますと、どちらとも言えません。

要はかかるお金トータルで見ることが重要です。

家賃が高く設定されていても、自主サービスの買い物代行や入浴支援など、本来介護保険サービスでお金を払って受けるサービスも家賃に含まれている可能性もあります。

外部の介護サービスを利用できるのか(できないはずがないので、もしできないと言われたら入居するべきではありません)、住宅としてサービスしてくれるのであれば、費用はいくら位なのか、などを入居前に必ず確認してください。

あと当然ですが入居前の見学は念入りに行いましょう。

介護保険サービスとは違って最低限のルールしかないサービス付き高齢者住宅だからこそ、プラスアルファの思いやりや気配りは管理人次第で大きく変わります。

入居者が話しやすい職員さんがいるサービス付き高齢者住宅に入居できれば、日常のストレスも緩和してくれるはずです。