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インフルエンザワクチン最新情報。2016年は妊婦、乳児はワクチンを打たない方が良い!?

2016年のインフルエンザは流行が早い

平成28年第46週(11月14日~11月20日)のこうせいろの感染症発生動向調査で、インフルエンザの報告数が基準を上回り、「流行シーズン」に入ったことが発表されました。

インフルエンザワクチン供給の見込み

2016年のインフルエンザのワクチン供給量は、需要に対しておよそ187万本少ないことが明らかになっています。
つまりインフルエンザワクチンを接種したい人全員に行き届かない可能性があります。
このように需要に対して100万本以上供給が不足する事態は11年ぶりのことでして、危機感を抱いた厚労省から病院に対し、必要以上の注文を控えるよう通知がされています。

需要過多の原因はワクチンの30%シェアを誇る化血研が生産不可であること

日本国内のインフルエンザワクチンの製造会社は以下の4社に限られます。

  1. デンカ生研
  2. 北里研究所
  3. 阪大微生物病研究会
  4. 化学及血清療法研究所

このうちワクチンシェアで約30%を誇る熊本の会社、化学及血清療法研究所(化血研)が熊本地震で被災したため、2016年はワクチンの製造ができなくなりました。

化血研のインフルエンザワクチンが出荷されない=水銀フリーのワクチンが出荷されない

ワクチンには2人用の1.0mlワクチンと、1人用の0.5mlワクチンがあります。
2人用の1.0mlのワクチンには防腐剤が含まれていますが、0.5mlは1人用で1回で使い切るため、防腐剤が含まれておりません。

化血研がこんな状態なので、供給量の減少を恐れた厚生労働省は、2016年は各製造会社に生産効率の高い1.0mlのインフルエンザワクチンのみを生産するように指示しました。

つまり2016年のインフルエンザワクチンは全て防腐剤入りのワクチンです。

この防腐剤というのがチメロサール、いわゆる水銀なのです。

水銀と自閉症の関係

水銀は長い間、妊婦や乳児の身体に入ると自閉症の原因になると言われてきました。

この因果関係には決定的な結論はまだ出ておりません。
否定派、肯定派、それぞれの言い分があるようです。

チメロサールが水銀であるために、妊婦は今までチメロサールフリーのインフルエンザワクチンを選択する傾向がありました。

一方で、産婦人科診療ガイドラインでは、

チメロサールを含んでいる製剤もその濃度は 0.004~0.008mg/mlと極少量であり、胎児への影響はないとされている。」
と言っています。

「影響ないです」と言い切っていないところがなんとも歯がゆいですね。

米国でも、ワクチン接種後に自閉症及び自閉傾向になった子供
1000人以上に対して、示談をして補償の和解をした報告があります。
裁判を回避して示談にしたことが、ワクチンと自閉症の因果関係を認めているようにも見えます。

まとめ

インフルエンザワクチンに含まれる水銀(チメロサール)についてWHOは以下のように発表しています。

  • ワクチンのチメロサールと子どもの神経発達障害の因果関係を示す決定的な証拠はない。
  • チメロサールをできるだけ添加しないワクチンの使用を早急に進めていくべきである。

なんだか矛盾してますね…

また、厚生労働省はプレスリリースで以下の通り発表しています。
「インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度おさえ、重症化を予防する効果があるとされており・・・」

日本の厚生部門を所管するところがインフルエンザワクチンの有効性を断言できないものであることも事実です。

私は2016年は自分の小さい子供達にインフルエンザワクチンを打たせないようにしたいと考えています。

インフルエンザワクチンに対する考え方は自己責任です。

しっかりと考えた上で賢明な判断を取られることをお勧めします。