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パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

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ヨーロッパバックパッカー(パリ③)

白い門へ入場

 

時刻は間もなく23時。

 

人通りも少なくなってきていよいよ危ないなと思っていたら遂に若い男性から声をかけられる。

 

「白い門の代理の者です」

 

あぁこれでとりあえず寝床は確保された…。

安堵の中、若い兄ちゃんと雑談しながら宿へ向かう。

この白い門は集合住宅の中のあり、その集合住宅を含めた数件の集合住宅がまとめて外部と高い柵で寸断されている作りになっていた。

集合住宅群の中に入るためには、ゲートでパスワードを入力する必要がある。

その時パスワードを教わったが、以後毎回ニワトリのようにこのパスワードを忘れて苦労することになる。

 

白い門改め白い賃貸マンション

 

やっと部屋に着いたが、想像よりもとてもコンパクト。

宿というよりはどっからどう見ても賃貸マンションの一室。

男女別々の部屋が1室ずつ、あとは台所。

以上。

マダムの部屋があり、マダムはもうすでに寝ていたが、基本的には許可が無い限りそこに入ることは許されない。

ちなみにこの日から約1〜2ヶ月後、私はここに再び泊まることになるのだが、その時にマダムの部屋への入室許可を手に入れることになる。

 

このマンション内では、大きな声を出すとマダムが激怒すると教わった。

聞かなくても分かるこの宿の無許可臭を感じつつ、宿泊料金の安さについてもこういうことかと納得した。

 

ちなみにこの宿は生卵とご飯が食べ放題。

この後沢山ドミトリーに泊まることになるが、こんなに恵まれた宿は他にはない。

私は狂ったようにこの日から卵かけ御飯を食い続けることになる。

今思えば、日によっては生卵の匂いがムムッと感じることや、ご飯が真っ黄色になっていることがあった。

今なら絶対に食べないと思えることが、人として、社会人として成長した証なのかもしれない。

 

最初の旅の出会い

 

この宿には既に3人の宿泊者がいた。

男性2人、女性1人。

みんなしばらく滞在していたらしく、フランクに雑談していた。

初めましての挨拶を交わすと、台所に集まってワインを飲もうということになった。

 

時刻は23時を超えていた。

体内時計では朝の6時までの徹夜中。

日本で朝6時まで徹夜してから飲み会が始まるなんてもちろん経験したことがないため、ワインで酔いが回る回る。

結局深夜1時くらいまで旅の出会いを楽しんで床についた。

 

寝床として案内されたベッドには何故か猫が4匹先に寝ていた。

理由を考える気力も残っていない。

色々と突っ込みたいところではあったが、一番強い感情は、

 

只々眠い。

 

疲労がピークに達していたため、何の疑問も持たずに猫たちと深い眠りについた。