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パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

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ヨーロッパバックパッカー〜はじめに〜

猿岩石に憧れて

 

今から約20年前、バラエティ番組でお笑いコンビがユーラシア大陸ヒッチハイクで横断する企画を放送していた。

飲まず食わずで苦しむ様子、ビザの許可が下りずに途方にくれる様子、野糞をして地主に杖でボコボコにされる様子など、様々なトラブルもそのまま放送する刺激的な番組だった。

 

当時子供だった私はこの番組に強く心を惹かれて、いつか自分も同じことをしたいと感じた。

 

ヨーロッパに行こう

 

それから約10年後、私はヨーロッパをバックパッカーとして回った。

ヨーロッパを選んだ理由は実にシンプル。

大学でフランス語の授業を取っていたため、片言のフランス語なら話せそうと思っていたから。

まぁこの目論見も後々痛い目にあうのだが。

ちなみにこの時まで海外に行ったことはなく、語学教室などに通ったこともなかった。

唯一の経験と言えるのが、週一回の日本人教師によるフランス語の授業。

私は行ったら何とかなるだろうと本気で思っていた。

 

準備(お金・航空券)

 

用意したお金はすべて合わせて20万円。

貯金もなかったため、直前の短期リゾートバイトで稼いだ。

まずは往復の航空券だけは日本で用意した。

ネットで最安値のものを購入。

色々説明を見ると、オープンチケットという種類のものであることが分かった。

これは、出発日は固定だが、帰国日を後から自由に選べるチケットである。

 

自分の状況にはピッタリのチケット。

 

これを使ってお金がなくなるまでヨーロッパに滞在しようと考えた。

出発は秋頃だったので、できれば年越しをヨーロッパで経験したいなぁと漠然と考えてた。

しかし、思いの外お金は早くなくなり、結果旅は2ヶ月もたず終了。

 

旅の予定

 

オープンチケットの航空券を手に入れたため、旅行期間は未定。

到着も出発もパリであることだけが決められている。

私は個人的に見たいものが3つあった。

  1. モンサンミッシェル
  2. シャルトル大聖堂
  3. オマハビーチ

これらはずっと憧れてきた場所なだけに、何としてでも行こうと決めていた。

あとは後述するユーレイルパスが尽きるまで、気の向くままに東へ西へその日暮らしの旅をしようと考えた。

 

準備(モノ)

 

その他には地球の歩き方を見て、必要そうなものは事前に用意した。

 

ユーレイルパス

 

ヨーロッパ内の鉄道のほとんどに対応できるフリーパス。

5万円近くかかった記憶がある。

私のイメージでは、改札口でこのパスを見せれば、はいどーぞ!っと簡単に通過できると思ってたが、現実は色々複雑だった。

 

パス+席料がかかるため、言葉の分からない国で自動改札機だけでは買えなかったり、そもそも鉄道会社がストライキを起こして、このパスが白紙同然になることも経験した。

 

国際学生証

 

これは必ず用意するべきアイテム。

所々で入場料が割引になる。

そして、想像以上に使える場所が多い。

ガイドブックに書いていないところでもたくさん使うことができた。

 旅の途中からは事前に確認せずにとりあえずどこでも国際学生証を提示してみることにしたが、かなりの確率で割引料金が適用された。

 

シーツ

 

なんせ貧乏旅行だったので、滞在はドミトリーのユースホステルを予定していた。

ほとんどのユースホステルでは、自前のシーツを持ち込みすれば料金が下がるプランがある。

 

本当に貧乏旅行を続けているツワモノは、シーツが無いのに受付で「シーツ持ってます」と言って割引料金で宿泊し、ベッドに直に寝たりもする。

ユース側もそれを分かっているから、受付で「シーツあるならちょっと見せてみろ」と確認するところがいくつかあった。

まぁ本当にシーツをひいて寝るかどうかは本人次第だが、割引料金で滞在できるので、貧乏旅行にシーツは必需品だ。

 

 

ヨーロッパを旅したい人

 

私が訪問したのは約10カ国。

当時の私は英語は全く喋れず、大学で学んだ片言のフランス語のみで挑んだ。

それでも何とかなった。とても楽しかった。

 

何とかなったどころか、人生でも1、2を争う濃密な経験ができた。

 

ヨーロッパにバックパッカーで行こうかどうか迷ってる方は、必ず行った方が良い。

私がヨーロッパに行ったことで得た1番の収穫は、「追い込まれたときに自分が動かなければ物事が進まない」ということを経験できたこと。

 

 

言葉も分からない国で、ましてや日本のような安全が確保されていない国々なので、その日の宿を確保できなければ、それは身の危険を意味する。

必死になって食べ物、寝床、移動について考えて、ジェスチャーを交えて交渉しながら日々過ごしていくのは、日本にいるときよりも生きていることを実感させてくれる。

 

バックパッカーとしてヨーロッパに行く人の少しでも参考になればと、ここに滞在記を記す。