パザパコンティニュエ

ヨーロッパバックパッカー記、介護、英検、住宅などの備忘録

優良な介護施設全般の見抜き方

施設長が有能だと高齢者施設も優良になる

前職の仕事柄、たくさんの高齢者施設を見てきました。

同時に高齢者施設の職員さんとも、たくさんお話しする機会に恵まれました。

優良な介護施設を一見で見抜くことは中々難しいのですが、個人的にずっと感じていたことがあります。

それは、「施設長が高齢者施設の雰囲気を決める」ということです。

これは、面白いくらいに当たります。

施設に行ってみて、なんとなーく暗い雰囲気を感じて、働いている職員さんにも覇気が無いなぁという印象を受けた際、後から出てきた施設長も覇気がなく暗い雰囲気のお方だったというのはよくありました。

施設長が施設の明確なビジョンを描いていて、常に課題意識を持っているところは、やはり活気にあふれていて、それは入居している高齢者の雰囲気まで変えます。

では、入居前にどうやって施設長の良し悪しを見抜くことができるか。

入居前に必ず「見学」に行ってください

入居前の見学は必須です。

あまり見たことありませんが、この見学を断るような施設は論外です。

また、実際に高齢者施設へ見学に行った際に、施設長が出てこない施設もやめた方が良いです。

施設長も大変忙しい職種なので時間の都合上面談できないのは仕様が無いという考えも一理ありますが、入居するかどうかという一番不安なタイミングに顔を出せないということは、今後介護事故が発生した時、契約トラブルが発生した時、家族からの要望を伝えたい時なども顔を出さない可能性が高いです。

施設長と面談できた場合は、施設の課題や事故の数、対応策など、聞かれたく無さそうな質問をドンドンしてください。

日々しっかりと課題意識を持って施設運営に取り組んでいる施設長であれば、口籠ることなく答えてくれるでしょう。

そもそも介護事故というのは、数は違えど、人が提供しているサービスである以上、実際どこの施設でも発生します。

大事なのは改善策、予防策をしっかりと立てているかです。

それを分かっていない施設長は、介護事故という言葉を聞くだけで、何か後ろめたい事を聞かれている気持ちになるんでしょうね。

まとめ

優良な介護施設を見抜くためには、施設長に会ってじっくり話を聞く事!